豊田合成株式会社（本社：愛知県清須市、社長：小山享）は、エアバッグの需要拡大に対応するため、メキシコに新工場（タペックスメキシカーナ（株）モンテレイ工場）を設立し、主要構成部品の1つであるバッグ^※の生産を2021年3月に開始しました。

当社は中期経営計画（2025事業計画）でエアバッグを中心とするセーフティシステム製品を、今後の事業成長を牽引する重点領域に据え、日系カーメーカーをはじめとするお客様への販売拡大に注力しています。バッグはコスト競争力を高めるためメキシコやベトナムなどで集中的に生産しており、今回のメキシコでの新工場の稼働により、年間の生産能力を約800万個増加させます。

なお、グローバルでのエアバッグの生産能力は、2018年度から23年度の5年間で約1.6倍となる約1億個に拡大する計画です。

※ 衝突時に膨らむ袋状の部品

タペックスメキシカーナ（株）の概要

社名		TAPEX Mexicana, S.A. de C.V. (略称TAPEX)
設立		2003年2月（資本参加）
資本金		1,136万米ドル
株主		豊田合成ノースアメリカ（株） 100％ （当社グループの米州統括拠点）
		本社工場	新工場【稼働開始】 （モンテレイ工場）
所在地		メキシコ マタモロス市	メキシコ モンテレイ市
生産品目		バッグ・ハンドル	バッグ
面積	土地	約53,000m2	約25,000m2
	建屋	約32,000m2	約14,000m2
従業員数		4,155名 （2021年3月末）	101名 （2021年3月末）

メキシコの生産体制（6拠点）

モンテレイ工場