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2021年08月19日
~カーボンニュートラルに向けて、ゴムのリサイクルを加速~
中期の廃棄物低減目標を設定
豊田合成株式会社(本社:愛知県清須市、社長:小山享)は、カーボンニュートラルに向けた活動の一環として廃棄物の低減に取り組んでおり、この度、2030年までに50%低減(2012年度比)する中期目標を新たに設定しました。
森町工場(静岡県周智郡)では、2021年4月に各種ウェザストリップ製品のリサイクル工程を専用棟に集約、生産時に発生する廃棄ゴムを原材料に戻して再利用する取り組みを強化しています。リサイクル工程では、当社の独自技術を活かし、ゴムに弾性を持たせるための分子結合※を切断して、再び原材料として使用できる状態に戻す「脱硫再生」、製品の強度を高めるために組み込んだ金属を細かく破砕、除去する「金属分離」などを行っています。
今後、この技術を当社グループの工場などでも活用し、廃棄物の低減を進めていきます。
※ゴム素材に硫黄化合物を混ぜて加熱(加硫)し、ゴムを構成する高分子と硫黄化合物を結び合わせている。
当社の廃棄物削減に向けた計画


ウェザストリップ製品の廃材

破砕し細かくなったゴム

再生ゴム