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2023年05月31日
~微生物を使って廃棄物削減へ~
排水処理技術に強みを持つ「フレンドマイクローブ社」に出資
豊田合成株式会社(本社:愛知県清須市、社長:小山享)は、生産工程で生じる廃棄物の削減に向け、微生物を用いた排水処理事業を展開する名古屋大学発のスタートアップ、株式会社フレンドマイクローブ(本社:名古屋市、社長:蟹江純一)に出資しました※。
同社が構築した排水処理システムは、食品工場などで使用される動植物油を、微生物により短時間で分解することで、油性産業廃棄物の9割以上の削減や悪臭を減らす効果などの活用実績を積んできました。より処理が難しい工業排水の油分(鉱物油など)も、今後、同社の技術を応用することで動植物由来の油と同様に分解できることが期待されます。
当社は長期環境目標(2050環境チャレンジ)として、2050年までの廃棄物の極小化を目指しており、今後、同社との連携によりハンドルの成形工程や金型の切削工程などから出る鉱物油の分解技術の実用化を図ることで、環境負荷の少ない持続可能なモノづくりを推進していきます。
※ 出資時期は2023年4月。なお、本件は当社コーポレートベンチャーキャピタルの専門組織(ベンチャー投資企画室)を通じた投資です。
フレンドマイクローブ社の概要
社名 | 株式会社フレンドマイクローブ |
所在地 | 名古屋市千種区千種二丁目22番8号 名古屋医工連携インキュベータ104 |
代表者 | 代表取締役社長 蟹江 純一 |
設立 | 2017年6月 |
資本金 | 1億2,500万円 |