豊田合成株式会社（本社：愛知県清須市、社長 兼 CEO：齋藤克巳）は、林野庁が森林整備を通じて積極的に脱炭素に貢献する企業や団体を表彰・認定する制度「森林×脱炭素チャレンジ2023」において、「グリーンパートナー2023」に認定されました。

当社では、長期環境目標（TG2050環境チャレンジ）の柱の一つに「環境保全・自然共生」を掲げ、里山づくりやビオトープの設置、河川・干潟の保全などに取り組んでいます。今回認定されたのは、「樹守（きもり）の里」（岐阜県美濃加茂市）および「睦実（むつみ）の里」（静岡県周智郡）で推進している、行政と連携した森林整備（里山づくり）です。

これらの活動拠点では、生物多様性の保全やCO₂を吸収する緑地の機能を高めるとともに、社内イベントとして従業員とその家族による里山づくり、木工工作やウォークラリーといった楽しみながら環境意識を高める場としても活用しています。また、森林整備から出た間伐材と自社の生産工程で発生した端材（ハンドルの本革）を組み合わせたペンケースや名刺入れなどの商品化も積極的に行っています。

＜当社の「環境保全・自然共生」活動＞

①里山づくり【今回評価された活動】
間伐や雑草木の刈り取りなどによる森林の機能の保全活動

• 山の土壌が持つろ過機能で水を浄化
• 樹木や土壌によるCO₂吸収量を増加
• 土砂崩れなどの自然災害を抑制 など

②ビオトープの設置
絶滅が心配される希少種の動植物などを育成する環境づくり

③外来種の駆除
本来、その土地が持つ生態系を維持させるための在来種の保護活動

④干潟の清掃活動
海洋生物や渡り鳥の保護のための海岸や干潟の清掃活動

スローガン「生命の源泉である水で活動をつなぐ」