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2023年09月20日

~高圧水素タンクと樹脂リサイクル技術で脱炭素と循環型社会の実現に貢献~

LEXUSの環境配慮型オフロード車に豊田合成の製品・技術が採用

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豊田合成株式会社(本社:愛知県清須市、社長 兼 CEO:齋藤克巳)の高圧水素タンクと樹脂リサイクル技術が、Lexus International(以下、LEXUS)が開始するLEXUS初の水素エンジンを搭載したROV※1のお客様向け体験プログラム※2に使用されるクルマに採用されました。

LEXUSでは、大自然と共生しながらアウトドアライフスタイルを彩るクルマの楽しさを追求するとともに、お客様の体験プログラムを通じて蓄積されるデータを将来の実用化に向けた技術開発にフィードバックし、カーボンニュートラル社会の実現に向けた挑戦を進めています。豊田合成はこの活動に賛同し、強みである樹脂材料などの知見を活かした環境技術でサポートしていきます。

LEXUS ROVは、水素エンジンを採用することで、高い環境性能とリアルなエンジンの鼓動を感じ取れる走りの楽しさを両立しています。燃料である「水素の貯蔵」には、豊田合成の高圧水素タンクを搭載。水素を密閉する高気密性と効率的に貯蔵する高耐圧性を備えています。また、廃車部品を車に再利用する「水平リサイクル」の実現に向け、外装の樹脂部品には廃車のバンパーの再生材を使用しています。品質基準が高い自動車部品へのリサイクル材の適用にあたっては、再生材の強度をバイオ素材(鋼鉄の5倍の強度を持つセルロースナノファイバー:CNF)で高める当社の材料技術を活用しているほか、トヨタ自動車九州が性能評価をしています。

※1 Recreational Off highway Vehicleの略。レスポンスの良さと、五感を刺激するサウンドを楽しみながらオフロード車でも行けない場所へ一歩踏み込み、自然と触れ合う事で、自然と共生しながら、走りを楽しむライフスタイルの実現を目指すコンセプトカー。

※2 詳細は順次ご案内予定。

環境配慮型オフロード車「LEXUS ROV」搭載製品:高圧水素タンク、搭載技術:樹脂リサイクル技術(自動車部品のリサイクルのイメージ)※今回はボンネット・バンパーを製作。リサイクルの繰り返しが可能に(CNFは再利用する際に加熱して溶かしても強度が落ちにくい)

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