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2024年02月20日
~新たな染色工法を活用~
エアバッグ生地のアップサイクルでの活用を拡大
豊田合成株式会社(本社:愛知県清須市、社長 兼 CEO:齋藤克巳)は、オリジナルエコブランド「Re-S(リーズ)」において、新たな染色工法の活用を開始します。これにより、従来よりも染色できるエアバッグ生地の量が大幅に増えることで、生地のアップサイクルでのさらなる活用を推進します。
当社は、エアバッグ生地やハンドルの本革の端材をバッグやペンケースに生まれ変わらせた「Re-S」商品の販売を2020年から進めてきました。エアバッグの生地の多くは、車の衝突時に膨らんだ際の気密性を高めるためシリコンでコーティングしており、生産時の塗りムラなどによりエアバッグには適さない場合に、原料に戻して再利用(マテリアルリサイクル)することが困難であることから、かつては廃棄されていました。そこで当社では、これらの生地をアップサイクルし、主にエコバッグなどとして販売してきましたが、シリコンの撥水性により染色が難しく、アップサイクルでの活用用途も限られていました。
今回、衣類の染色や加工を行う株式会社艶金(岐阜県大垣市)の協力によりシリコン塗布した生地の染色を実現、カラーバリエーションが広がることでエアバッグ生地の活用拡大につながります。なお、新たな染色工法を用いた商品として「エアバッグカラートート」を2月20日より販売します。


Re-S商品で使用するエアバッグ生地
<商品概要>
・商品名 :
エアバッグカラートート
・カラー展開:
ブルー、グリーン、ピンク、ブラウン、カーキ、グレー
・価格:
2,250円(税込み)
・販売場所:
円頓寺本町商店街Re-Sショップ
(名古屋市西区那古野2丁目8-11 メゾンなごの808)
オンラインストア(https://res00.base.shop/)など