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2024年12月23日
~機動的な資金調達により、サステナビリティ活動を推進~
国内初となるインパクト公募債の発行に関するお知らせ
豊田合成株式会社(本社:愛知県清須市、社長 兼 CEO:齋藤克巳)は、機動的な資金調達を行うために策定した「サステナブル&ポジティブインパクト・ファイナンス フレームワーク※1」に基づき、インパクト公募債(以下、「本社債」)の発行に向けた手続きを行いました※2。環境・社会・経済への影響(インパクト)を包括的に評価する「インパクト・ファイナンス」の枠組みを用いた公募債の発行※3は国内初となります。なお本社債の発行時期については、2025年1月以降を予定しています。
当社は中長期経営計画(2030事業計画)で重点に定めた「安心・安全」「快適」「脱炭素」という価値を広く社会に届けていくため、電気自動車(BEV)・燃料電池車(FCEV)向け製品やセーフティシステム製品などへの戦略的な投資を進めています。本社債の発行により調達した資金を通じて、脱炭素社会の構築に向けて普及が期待されるBEV向け製品の開発・生産や、乗員や歩行者の保護を目的としたエアバッグなどのセーフティシステム製品の開発・生産を推進していきます。
インパクト投資の市場規模は世界的に拡大が続いていますが、これまで国内のインパクト・ファイナンスは融資などの間接金融に限られていました。当社は今後、事業資金を投資家から募る直接金融において、サステナビリティ活動への投融資の効果を継続的に開示していきます。これにより、投資家の皆様との対話を更に活性化させるとともに、社会課題の解決に向けた各種施策を加速させることで、持続的な事業成長を目指していきます。
※1 2023年10月に策定。サステナブル・ファイナンスの枠組みとして、国際資本市場協会(ICMA)が定めるグリーンボンド原則およびソーシャルボンド原則等に適合すると共に、国内初となるインパクト・ファイナンスの枠組みとして、国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)が定めるポジティブ・インパクト金融原則(PIF原則)にも適合している。
※2 社債の訂正発行登録書を関東財務局長へ提出。
※3 機関投資家向けに発行。
<本社債の概要>
社債の名称 | 第6回無担保社債 (社債間限定同順位特約付) (サステナブル&ポジティブインパクトボンド) |
発行金額 | 100億円 |
条件決定日 | 2025年1月以降 |
発行年限 | 5年 |
資金使途 | BEV(ゼロエミッション車)向け製品の生産及び、 セーフティシステム製品の生産拡張に係る設備投資資金 |
主幹事証券会社 | 野村證券、SMBC日興証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、 大和証券、みずほ証券 |
<ご参考>
■サステナブル&ポジティブインパクト・ファイナンス フレームワーク
https://www.toyoda-gosei.co.jp/csr/pdf/Framework_SPIF.pdf
■R&I 第三者意見(セカンドオピニオン)
https://www.r-i.co.jp/news_release_suf/2023/10/news_release_suf_20231031_jpn_7.pdf
■中長期経営計画(2030事業計画)
https://www.toyoda-gosei.co.jp/ir/common/pdf/BusinessPlan2030.pdf